そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 学生支援部門の働き方(学園祭を例にとって解説します)
- 大学職員視点から考える学生サービスとは
弊ブログから2018年は16名、2019年は10月末現在で46名が大学職員へと内定しています。
大学職員へ転職するメリットは、民間企業のようなノルマや出世競争がないのに年収が高いところ。
-
大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2023年12月版】
続きを見る
大学職員への志望動機がラクそうだから以外に思い浮かばない!というひとでも弊ブログを活用して内定していっています。
▶大学職員の求人公開
モデル年収:8,406,865円(35歳)の阪南大学!
早稲田・慶応・明治の大学職員
福岡女学院
東京女子
甲南女子
有名医大など、有名私立大学職員の求人が増加中です。
弊ブログから今年だけで43名が合格していますので、次に皆様が続けますように…https://t.co/8J8yaafc9s
— 暇な大学職員@今年45人が内定・転職済み (@univadm) October 19, 2019
それだけ大学職員に弊ブログから内定するのは、『大学職員という特殊な仕事の進め方やマインド』を理解しているから。
民間企業のように営業成績が良いからとか元気だからとか、そんな理由とはまた違う評価軸で評価されるのが大学職員なのです。
-
大学職員転職が厳しいと言っている人が一生合格できない簡単な理由
続きを見る
ですから、新卒ですぐ仕事をやめた人や、1年近く無職期間があるような人など、民間企業の選考では厳しいひとでもキチンと対策をすれば大学職員に合格しています。
今日は、そんな大学職員の仕事のなかでも学生支援に関する内容の仕事を紹介します。
大学職員の仕事は、学生の言うことを聞くだけではなく、コントロールしていくことも重要なお仕事です。
コミュニケーション力を面接でPRしたい場合、この学生支援も念頭に置きながら、自己PRなどで役立ててくさい。
[st_toc]
【内定のコツ】なぜこのブログから60人以上が大学職員に転職できているのか?
大学職員に内定したいとき、一番大切なのは、『大学職員という仕事を理解すること』です。
内定には、民間企業での実績や出身企業の大小など、ほとんど関係ありません。
私自身、営業マンとしての能力が低かったので早く辞めたく、ノルマが無いから楽ができる大学職員へと転職しました。
-
【楽すぎ?】大学職員というホワイト企業ランキング常連の実態
続きを見る
ただ、その内定にあたって大学職員という仕事を深く理解するだけでなく、すべての事象を学生にどうつながるか・自分の能力がどう活かせるかということは常に意識していました。
たとえば、AIが大学職員にどう生かされるのか、それは学生にどう影響がありメリットとなるのか、経済ニュースを聞くと、それは大学にどんなメリットがあるのか、等です。
自分の仕事との関連性や自分の能力と関連付けられると、より選考の通過率が上がります。
大学職員という仕事が楽で高給だからという志望理由がない人が多い分、きちんと対策することで他の受験生との差を付けることができるのです。
-
【2019年】大学職員の志望動機まとめ|内定者が選ぶ上位20記事
続きを見る
最終的には、全てが学生の成長や学びに繋がっているんだというマインドは大学職員の面接で非常で重要であり、その視点を忘れずに受験することは大切です。
今日はそのなかでも、学生の支援ということにポイントを置き、民間企業から転職できるコツをお伝えしたいと思います。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
【大学職員の仕事紹介】学園祭に裏方として関わることを理解して内定するコツ
『大学職員の仕事を理解する』
これが弊ブログから60名以上が大学職員に合格している秘密です。
なんでも無いような取り組みやイベントでも、必ず大学の事務職員は関わっています。
全体を見てハンドリングする仕事である為、裏方としてどんな仕事をしていきたいかという観点から、調べることは重要です。
例えば、今日の紹介事例である学園祭もその一つ。
この学園祭は、多くの大学では大学主導ではなく学生主体のイベントとされています。
大学祭とは、いわば学生による課外活動のひとつなのです。
『大学祭実行委員会』・『○○祭運営委員会』などの学生団体が存在していて、いわば一つの大学公認サークルのような扱いになっていることが多いです。
これらの実行委員会の内部は様々なセクションに分かれていて、渉外担当の部署、会計担当の部署、出展するサークル・個人のための設備配当の部署、警備の部署などなど…ちょっとした企業にも匹敵する人数や部署が存在するのも、大学の学園祭について抑えておきたいポイントです。
大学としてのオフィシャル行事を学生が運営するというのが学園祭の特徴であありますから、実は裏方としてさまざまな事務職員が関わることになっています。
-
時間が無い!大学職員の面接対策で簡単に合格レベルになれる方法
続きを見る
学園祭で学生と直接関わって仕事をするのはどんな部署の大学職員?
さて実行委員会によって学生主体で運営・開催される大学祭に、大学の職員はどのようにかかわっていくのでしょうか。
大学祭はあくまで学生による催しですが、大学職員はそのバックサポート的な役割を果たすことが多いと言えます。
例えば、大学祭は大学公式イベントという性質も持っていますから、大枠の決定などは大学が行うこととされており、その決定には大学職員が関わります。
また、担当の部署としては、多くの大学で「学生課」などの課外活動を所轄する部署が設定されています。
-
【2023年12月版】大学職員の志望動機をコピペだけで簡単に書く
続きを見る
大枠としての決定とは、例えば開催日の決定や大学から実行委員会への開催支援金支出などが挙げられますね。
大学祭は課外活動ですが、準備期間や撤収期間を含め学事予定に大きくかかわってきますので、大学全体の学事予定決定時理事会等の審議を経て決定されます。
また、大学祭の運営費用は実行委員会が外部から獲得した協賛金や広告費、出展者・団体から受ける供託金、パンフレット等公式に発行されたものの販売売上などによって賄われますが、大学からも実行委員会に支援金が支出されることがほとんどです。
それだけ、大きな規模の大学であればあるほど、大学祭にはカネがかかると言えます。
この支出の決定などにも大学職員が関わっており、この場面では学生の言うことを聞くだけでなく、きちんと予算的な裏付けのもとで行動させることを教える必要もあるのです。
また、次に、代表的なバックサポート的業務の内容をいくつかご紹介いたいと思います。
-
知識ゼロの私でも超大手大学職員に転職できたコツ【体験談】
続きを見る
【面接のポイント】大学職員は学生の言うことを聞くだけでは務まらない
前述の通り、大学祭は企画から完了まで実行委員会によって運営されます。
なので、大学はあくまでも後援的な立場なのですが、非常に大規模に実施されるイベントでもあるため、大学職員も運営の裏方としては非常に関わることが多いです。
そんなとき、中途採用の面接として評価されるポイントは『大学職員は学生の意見をすべて尊重して自由にやらせるのが仕事ではない』ということです。
大学職員の会議でも、大学の慣例や教員の考えと大きく乖離しているような学生主導の企画を持ってくる職員はボコられます。
管理者として、自由にやらせずにきちんとこちらでコントロールできているのかという点も事務職員の面接では見られているのです。
学園祭であれば、事前に定められたガイドラインに沿って企画されますが、職員の立場からも企画内容や運営方法に無理がないかなどをチェックします。
大学内のイベントとして完成されていたとしても、例えば近隣の方々や公共の福祉との兼ね合いというものもあります。
職員は、学生たちとは異なる視点から企画の実現性をチェックする役割を担っているのです。
一方で、単なるダメ出しにとどまらず、どうすればせっかく学生たちが考えてきた企画を実現できるようになるのか、課題の解決に導けるようなアドバイスも必要です。
また、大学祭に参加する団体同士での話し合いの決着がつかない、実行委員会内で意見がまとまらない…などの場合にも、良き相談役となり、時には判断を下す立場になることもありますから、若手の職員であれば、相談しやすい人となることも大切であると言えます。
大学職員の仕事は調整業務が9割!学園祭をネタに中途採用に合格するコツ
大学職員の仕事はノルマや目標がないぶん、調整役としてのポジションを求められます。
大学職員の仕事のほとんどは先頭に立ってバリバリと仕事をこなすことではなく、全体を見て物事がスムーズに進むように調整をする役割なのです。
その分、ノルマや数字というものが存在しない為、民間企業出身者からしたら精神的に楽に働ける美味しい仕事だと言えます。
-
時間が無い!大学職員の面接対策で簡単に合格レベルになれる方法
続きを見る
例えば、学園祭での調整事項というのは、大学でやる公式イベントだからといって施設や備品を自由に使ってもよいというわけではありません。
実行委員会の実施計画と申請に基づいて施設や備品の貸し出しの可否を審査し、各部署と調整の上で使用許可を出すことになります。
また、大型の備品であればその運搬についても調整を行う必要があり、イベントにおいてはじまりから終わりまでをイメージしてどんな調整事項が必要がイメージを沸かせることができる人には向いている仕事だと言えます。
また、学園祭のような大きなイベントでは、設営時や撤収時にけがをする学生が出ることもあります。
また、来場者の方が体調不良を起こすこともあれば、騒音や、学内外のマナーに関して近隣の方から苦情が入るなどのトラブルが発生することもあります。
もちろん事前の計画段階からトラブルが発生しないよう細心の注意を払うとはいえ、大学祭当日に想定外の出来事が起こることはありますよね。
そのようなときに、トラブルを最小限にとどめ、速やかに安全な学園祭実施に戻れるよう奔走するのも職員の役割の一つです。
学生主体の学園祭ではありますが、学生という立場では対応できることに限界があり、経験も不足しています。
いざというときにすぐに相談を受け、学内調整や対外的なイレギュラーにも対応できるように備えておくのも大学職員の重要な役割とのひとつです。
【まとめ】学園祭でも何でも、大学に関わるイベントには事務職員が必須だということ
学園祭は非常に大きなイベントなので、大学職員の関わり方はさまざまです。
出店を出すのであれば保健所との調整や学校医との調整、また大型のイベントなので近隣警察署との調整も発生します。
まとめると、大学職員は学内で行われるほぼすべてのイベントに裏方として関わっていくのです。
学生主体の学園祭でも、裏方として全体をみながら調整や運営に参画しますし、事務職員としてさまざまな部署との調整を行ったほうがスムーズにも進みます。
学生の成長という観点では、ある程度任せることも大切なのですが、事務職員としてきちんと線引きしてできることとできないことを分からせるのも重要な仕事の一つです。
学園祭という学生主体の催しにおいて、大学職員の存在は決して目立つものではありません。
しかし、各大学の特色ある学園祭運営の裏側には、担当職員の盤石なサポートが不可欠なのは間違いありません。
学生にとって、担当職員は最後の砦となる存在であり、信頼関係を気づきながらリードしていくのが重要なのです。
複数の部署や学生と関わりながら、イベント運営をすることも大学職員としては多く、その運営が上手くいくために学内の部署でやっている仕事を把握したり、自分なりに学内でのコミュニケーションを増やしておくことで、仕事が上手くまわることもあります。
マルチタスクでやってきた民間企業出身者からすると、ノルマに追われないながらも学生の成長に関わっていける仕事としては、大学職員は非常に楽しい仕事であると言えます。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント