
そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 大学職員の面接試験で聞かれるポイント
- 大学職員に転職できるコツ(このブログから内定者32名を輩出)
特に、今回の記事では、大学職員の面接で絶対に意識しておいて頂きたい5つの質問について書いています。
このブログから大学職員に32名が内定していますが、共通した対策方法があるのです。
その対策方法についても、お教えしたいと思っています。
また、求人数が最も多くなる6月~12月は、大学職員に転職する最大のチャンスです。
求人がオープン化される前に、非公開求人で大学職員への転職情報を仕入れてくださいね。
併せて読みたい
現役大学職員が実践した、大学職員の求人の探し方をまとめました。
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大学職員の転職面接で1番大切なこと
前提として、大学職員の転職面接の対策は、みんなが悩んでいます。安心してください。
転職サイトの想定問答を見ても内容がかなり薄く、現役の大学職員の立場からすると、それだけで通過するのは厳しいです。
なので、実際に大学職員の転職面接で聞かれることについて、大学職員の視点から書いてみることにしました。
まずは、大学職員の転職面接で最も大切なことから発表。
ココがポイント
大学職員の転職面接で大切なのは、1)大学職員という仕事の理解と2)立ち位置を知ることが最も重要!!
これってどういう意味か解説しますと…
1)大学職員という仕事の理解
大学職員という仕事は、「事務職員」という名前の通り、大学に関わる事務を行う仕事です。
一般的に「仕事」と言うと、民間企業では分業されていたり、複数の職位(派遣社員・契約社員・関連会社・一般職・総合職)で行うイメージがありますが、大学職員は非常に職員がシンプルな為、総合職に該当する「専任職員」と契約社員がほとんどを占めており、その他の職位の人は非常に少ない傾向があります。
つまり、それが何を意味するのかというと、担当業務の非常に細々とした実務〜契約書締結や記者会見のサポートという大きな業務まで、すべてを専任職員が統括して行う必要があるということです。お弁当の発注をこなしつつ、1,500万円ぐらいの案件の稟議を書いて決済を取る…というように、業務の幅が非常に広いのが特徴です。
なので、大学職員にはマルチタスク能力や案件のゴールを把握し、どの関係部署と調整するのかハンドリングする能力が必要であると言えます。
また、大学職員の立ち位置につていは、「大学職員という仕事は多くのステークホルダーとか関わっている」というフレーズを、まずは覚えてください。
これはつまり、仕事相手が、自身の担当案件によっては、教員・学生・地域住民・行政・民間企業・交通機関などと、範囲が広いことを意味しています。
その為、大学職員という仕事においては、あなたが民間企業で培ったような交渉力やクレーム対応能力などを活かすことができると言えます。
大学職員に転職したい時に読む、志望動機のまとめ記事
大学職員の志望動機を考えることには、みんな苦労されています。
安心してください。志望動機で苦しんでいるのは、あなただけではありません。
それは、大学職員という仕事が、外からイメージしにくい閉ざされた仕事だから。
大学に通っていたときのことを思い出して欲しいのですが、大学職員と関わることないですよね?
せいぜい、レポートの提出や資格試験で履修の相談に2,3回行ったことがあるという程度ではないでしょうか。
ので、そのギャップが、大学職員に受かることを難しくしている点だと言うことです。
その解決策として、実際に面接官をした視点から、大学職員という仕事について書いた記事をまとめてみました
関連記事>>>【2019年】大学職員の志望動機まとめ|内定者が選ぶ上位20記事
また、公開求人だと応募者が来すぎることもあり、転職エージェントを大学の人事部が使うこともあります。
弊社もそうなのですが、大学側からしたら応募者を絞ることができるのがメリットです。
あなた自身が、大学職員の求人を取り逃がさない様、転職エージェントの非公開求人へもアプローチしておく必要があります。
このブログから189人が大学職員に内定しました
2021年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2021年で189名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員の転職面接で絶対聞かれる5つの質問
大学職員の転職面接は、民間企業の転職面接と異なる点が多いので、気をつけてください。
民間企業であれば、現職で出した成果やチームをマネジメントした経験などを聞かれることも多いです。
ただ、大学職員の転職面接となると、民間企業とはまた違った視点から質問されることが多い為、事前にある程度対策を立てておく必要があります。
ちなみに、大学職員の転職の門戸は広いです。
社会人経験1年ぐらいで合格している人もいますし、民間企業時代に実績がなかったとしても大丈夫。
大学職員の転職試験の倍率は高めですが、ちゃんと対策をしている人の実質倍率は低いというのが、面接官をした感想ですね。
本ブログの記事と、転職エージェントでの模擬面接を行うことで、内定まで一気に近づくことが可能です。
一緒に頑張りましょう!
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質問1|大学職員という仕事はどのような仕事だと思いますか?
大学職員という仕事は、「調整力」や「俯瞰力」を必要とする仕事だと理解しています。事務職員だけで決めるられることは多く無い為、教員をはじめとするステークホルダーの各種意見調整や、事案毎の関係性を整理し、全体の方向性を導くことができる人材になりたいです。教職協働で、教員の考えを具体化するサポートを行うことも大切ですし、時には教員の取り組みに対して軌道修正ができるだけの意見を出せるよう、日常的に学生や社会の実態を分析し、把握しておく能力もブラッシュアップしたいと思います。アドミニストレータとして、高等教育政策について理解しながら、自らの勤務部署の問題を学生実態等に即して考えることができるよう、業務へ取り組んでいく必要があると考えております。(321文字)
ここでは、大学職員という仕事をどれだけ理解しているかをアピールする必要があります。特に、大学では重要な決定権は事務職員ではなく教員に有るため、その特殊な関係性も理解し、「事務職員として教員を支える」という仕事ができる点についても言及しておくと、大学職員という仕事の理解度が高いという評価を得ることができます。また、教員の言うことを聞くだけでなく、事務職員ならではの視点から指摘したり軌道修正することも仕事では大切な為、その要素も返答例のなかに入れておきました。
大学職員に転職できる想定問答集ー仕事に必要な能力は?ー|大学職員の仕事ナビ
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質問2|大学職員になってやりたい仕事は?
営業という前職の経験を活かし、科研費獲得等の外部資金獲得を目指す「研究支援業務」へ携わりたいと考えております。大学の財政は、帰属収入の大半を学費へと頼っており、安定的な入学者の確保は最も大切な課題です。ただ、少子化が改善する見込みが無いことから、学費以外の柱を創っていく必要がある為、企業との共同研究等を通して外部資金を導入する仕組みづくりの一翼を担いたいです。その他には、教員と企業の間に立って関連事務に精通していくだけでなく、それぞれのニーズやシーズを把握し、貴学の●●●●という代表的な分野などで研究支援の仕事をしたいと思います。(268文字)
大学の財政構造は、6〜7割を学生の納付金(学費)に依存しています。また、収入(大学の用語では、帰属収入)の大半が学費収入の為、急に入学者が落ち込んだ場合は、それだけで大きな収入の柱を失ってしまうのです。その為、大学の第二の収入の柱として、①外部資金の獲得、②寄付金の獲得等が挙げられますが、非常に厳しい道であることは間違いないです。ただ、その厳しさも理解した上で、民間企業の経験を活かし、産学連携系部署で仕事をしたいということを話すことは、十分に良い評価を得ることへと繋がります。
大学職員への転職準備は1ヶ月あればOK|現役大学職員が伝える転職必勝法!
質問3|あなたの学生時代、大学職員とどのように関わっていましたか?
職員という仕事について調べていったとき、私自身が過ごした学部生活において、事務職員は非常に主体的に運営に携わっているということを知りました。特に、日々の講義の運営における教務事務では、受講する時間割の策定や資格課程の運営、日常的な履修に関する相談とその相談から炙り出されたカリキュラム全体の課題の把握など、学生の日々の生活を裏方で支えている重要な仕事であると理解しています。教員が円滑に講義を実施できるよう、カリキュラムの整備やその他学内システムを正しく運用し、学生の履修を保証するという大きな責任を持っている為、私自身も前職で培った●●●という能力を、学部の運営に活かしていきたいと考えております。(302文字)
大学職員の仕事は、学生時代には非常に見えにくいです。ただ、学生生活すべてと繋がっているという点を理解し、その運営には教員だけでなく事務職員が主体的に関わっているんだということを理解している点についてPRすることが合格への近道です。むしろ、教務事務においては、教員よりも事務職員のほうが詳しく、中心的な存在として運営されている為、教務という仕事を正しく理解できると、話すネタが増えて面接でも良い方向へ進むと考えます。
大学職員に転職できる自己PRのテンプレート集−教務系部門(学部事務所)編−
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質問4|この大学を改革するなら、あなたは何をしますか?
改革という大きな柱を担えるかどうかは分かりませんが、事務職員という仕事が大学と関連するステークホルダーとどのように関わっているかを理解し、教員が考える「想い」を具体的に実現できるような道筋を考えていきたいと思います。大学には学部毎に様々な考えがあり、全ての課題をトップダウンで改革できないかもしれませんが、事務職員には学部や部門も超えた異動があることから、世の中の流れを客観的に理解し、改革の道筋を示せるような人材となっていきたいです。具体的には、貴学の●●●●センターでの●●●●といった取組みについて理解を深め、それが大学間でのモデルケースとなれるよう、尽力したいと考えております。(293文字)
大学の取組みは、パッと見ただけでは大きな差は無く、志望動機を差別化するのは非常に難しいです。但し、以下に示すような大学職員向けのポータルサイトなどから大学特有の取り組みを拾えたのであれば、一気に合格に近い志望動機を書くことが可能となります。また、大学の意思決定プロセス(学部自治とボトムアップ)を理解し、民間企業の様に社長が方向性を示したらみんながそれに向かって進んでいくような、単純なものではないということを理解しておく必要があります。
Between(大学に関する記事がたくさん。ベネッセ運営。)
質問5|最近気になる高等教育に関するニュースと、その見解を聞かせてください。
現高1生から改革される、センター試験に代わる新入試や大学入試全体の改革に関心を持っています。現在でも、英語の外部試験を導入している大学は23%とのことですが、それらがもっと広まっていくと感じますし、AO入試を中心とした新しい入試方式も生み出されていくと思います。ただ、リメディアル教育や入学前教育にはまだ課題があり、大規模な大学であればあるほど、人数的な観点から難しい部分も存在していると考えます。高校生にスマートフォンが発達していることから、入学者の学修ポートフォリオを事前に把握し、それを基にした遠隔地でも実施可能な入学前学習の導入や運営に、貴学の教務支援系部門で携わっていきたいです。(295文字)
定員厳格化や新入試制度は、前述のベネッセ運営のBetween等でも頻出のテーマであり、それぞれの概要や課題については事前に把握しておく必要があります。また、リメディアル教育や入学前教育というワードも大学で働いていると重要なワードなので、事前に理解しておく必要があります。大学でのホットワードを理解し、それを自己PRに織り込むことが、内定への近道です。
大学職員への転職は1ヶ月で準備可能。現役大学職員からのメッセージ
大学職員の面接対策について、イメージが湧きましたか?
志望動機や自己PRで参考としていただけると幸いです。
大学という仕事は、部門が多岐にわかれており、なかなか外部からはイメージしにくいと思います。
ただ、本ブログでは大学内部でのホットワードに関連した記事を多く掲載しています。
大学職員が普段何を考えて業務に取り組んでいるのか。
これを知ることは、内定への第一歩です。
そして、その大学職員に合格するにはコツがあります。
是非、このブログを読んで頂き、大学職員への転職を目指してください。
そのためには、私もあなたをサポートさせて頂きたいと思います。
大学職員への転職は情報戦です。
このブログで内部事情を仕入れ、転職エージェントで面接対策をする。
そんな進め方ができれば、私自身ももっとラクに大学職員に転職できただろうなと思っています。
これからもよろしくお願い致します。
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