そんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 出世に興味がないから大学職員に転職してみた話
- 大学職員は出世しなくても年収1,000万円以上が確約されている
- 大学職員は出世しないほうが幸せでメリットしかない
私自身、社畜系民間企業で毎月100時間以上残業していましたが、出世に興味がなさすぎて辛すぎました。
内定者時代や新入社員のときって、『バリバリ仕事して頑張って1,000万円稼ぐぜ』みたいなモチベーションに溢れていますが、社畜としての日々の日常に追われていくと『まったりしたい』や『休みたい』という感情も生まれてきます。
その時、『仕事が楽しい』・『他の人に負けたくない』というような感情があれば頑張れるかもしれませんが、私にはその頑張る才能はありませんでした。
出世に興味が無くなってきていると、上司にアピールしたり、先輩とうまくやりながら仕事の作戦を考えたいというような業務が苦痛になってきます。
そして、『なんか楽で年収が高そうだから』という理由で大学職員へと転職しました。
弊ブログからは、2020年だけで95名(11月27日現在)、累計で171名が大学職員へと転職しています。
無料の相談用LINE@では、いまの仕事が辛いから大学職員に転職したいとか、上司や同僚との人間関係が嫌だから辞めたいという相談も頂きます。
いま、苦労されているなら、次の環境ではその苦労を活かして心機一転頑張れるような気がします。
なので、転職は『逃げ』でいいかなと思います。
その逃げ先として、大学職員はコストパフォーマンスが抜群に素晴らしいので、おすすめできますから、転職のコツを弊記事で公開させていただきます。
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出世するということはめんどくささしかない
出世したいと思う20代が減ってきているというアンケート結果や新聞記事が、最近多くあります。
ABEMAnewsでの特集においても、2010年と2016年の比較において、管理職になりたい就活生や若手社員は激減していました。
スマホやYouTubeなど、比較的最近の情報ツールが既に出てきていた2010年ですら、若手の管理職思考はある程度あったと言えるのですが、その6年後には40%ほど減少しています。
2020年の調査では、出世したくないと明確に思う人達が60%ほどいるということです。
なぜここまでに出世したくないと思える人が増えたのでしょうか。
それは、時間を大切にしたいという価値観や、多様な働き方など、いままでにない新しい働き方が出てきたと言えるからかもしれません。
特に、若手の会社選びの軸として、最近は休みが多い会社だったり、定時で仕事が終わることを重要視しているという調査結果もあります。
バリバリ毎月残業して稼ぎ、仕事が終わったら会社の人と飲みに行くというようなライフスタイルは終わっているような気がします。
また、会社の上司は幸せそうですか?
中間管理職となると、部下の管理から自らもプレーヤーとしての成果、上級職からはさらなる成果を求められる・・・と、非常に多様なタスクを要求されます。
必然的に、自分の時間は無くなっていくでしょう。
そんな、会社に全てを捧げるのが『めんどくさい』と思うのであれば、出世とは無縁の世界に行きたいと思うのは自然な流れです。
その時、私は大学職員という素晴らしいワークライフバランスの仕事に出会えましたので、その様子をみなさんにもシェアさせて頂きたいと思います。
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出世に興味がない=出世できない人という側面はゼロではない【本音】
これは私がそうだったのですが、出世に興味がないと言いつつも、実は出世できちゃう人間ではありませんでした。
出世に興味が無くなってくると、日々の仕事を『そこそこ』で終わらせようとしますし、遅くまで残業しようという気も起きません。
かたや、同僚や先輩を見ていると、しっかりと上司にアピールしながら自らの能力を高めて行っています。
それをどこか冷めた目で見ている自分もいながら、自分には月100時間ぐらいの残業がこれから一生続くのは無理だなと思ったので、転職を決意したのです。
なので、出世に興味がない転職=ぶっちゃけると逃げです。
ただ、その逃げ先を、同じような業種や業態にしてしますと、大きな変化は生活におきません。
それであれば、ガラッと民間企業から転職のジャンルを変えてみようと思ったのがきっかけで、大学職員への転職を目指すことにしました。
転職を目指した当時は、弊ブログの人気記事である『合格できる志望動機の書き方』や『合格に直結する大学職員という仕事の理解』は全くネット上にありませんでした。
完全に独学で転職活動をしていたような気がします。
また、転職エージェントを使って大学職員に転職するということも一般的ではありませんでした。
実際に出世競争が嫌だったから大学職員に転職し、その時に感じた『これがあったら、もっと便利に転職できたのに』といことをまとめたのが弊ブログのスタートです。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
出世に興味ないなら大学職員に転職するのが一択な理由
出世に興味ない(そもそも能力的に出世できなさそう)ワタクシが、転職を考えたときに重視したのは次のポイントでした。
- 出世とは無縁の世界
- ノルマや目標が無い
- 休みが多い
- 年収は1,000万円は将来的に欲しい
転職エージェントに話したら、当時だと働くこと舐めてんの?と説教されそうな条件です。
いまは働き方改革などで、だいぶゴリゴリ系企業でもゆるくなってきてはいますけどね、、、
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上記のようなぬるぬるゆるゆる条件に当てはまる仕事は、日本には多くありません。
考えられるとすれば、公務員がまず第一候補に挙げられますが、業界の平均年収が584万円と希望よりは安め。
一応、私立大学職員は全体での平均年収が734万円となっており、業界として高給です。
(大手私立大学であれば、30歳前半で700万円以上、40歳で900万円以上というのが相場)
関連記事>>>大学職員への転職で公務員年収ランキング3位以上が確定する件
また、公務員の場合、市民対応系の部署は相手をするのが大変、税金系部署は法律が変わるとかなり残業多くなると事前に友人に聞いていたので、受験しませんでした。
というか、そもそも自分に公務員試験を勉強できる脳みそがないからというのが一番の理由です。
なので、面接対策をメインに行って転職活動を実施できる大学職員という仕事は、『受けやすさ』という観点からも魅力的だったのです。
出世に興味が無い大学職員でも年収1,000万円以上が確定している
TOEIC300点前半、SPIをやれば塩分濃度の計算や池の周りを走って追いつく時間の計算などが一切できない私は、公務員試験の勉強をするというのはハイリスク過ぎて無理でした。
ただ、出世しなくてもそこそこ高い年収を貰える仕事という貪欲な軸は明確化していたので、私立大学職員に絞った転職活動をすることになります。
そんな疑問をよく抱かれますが、2000年以降で14校しか潰れておらず、週刊誌の危ない大学ランキングで上位の大学でも潰れるまで480年という試算もあり、将来性は特に心配していません。
関連記事>>>大学職員の将来性を解説【危ない大学は430年後に倒産します】
むしろ、このコロナ禍でも学費収入という安定したキャッシュを確保できるビジネスモデルは、学内で不景気という話を聞かないぐらいには安定しているように思えます。
あとは、大手私立大学だと年収が日本の大企業並です。
これは、Twitter(@univadm)に、同志社大学がリモートワークしてるのですが、あの大学って新入社員のボーナス100万円超えなんですよねと投稿したときのツイートです。
というのも、同志社大学の新入社員のボーナスは初年度で150万円を超えているのが分かったので訂正しました。
失礼しました。
不正確なツイートでした。同志社大学は新卒1年目からボーナス150万円の誤りです🙇♀️
30歳ならボーナス200万円オーバー。
それでリモートワークは、神。
▶️ 【30歳以下】同志社大学職員が中途採用スタート【ボーナス380万円!】https://t.co/velp8T5VQx
— 暇な大学職員@今年95名・累計171名が転職済 (@univadm) November 27, 2020
また、日本の大手私立大学ではその殆どが年功序列で年収1,000万円以上に到達します。
55歳で1,300万円超えの大学まで・・・
日本の一流企業並みの年収だと思いますし、大手メーカーと比較すれば、大学職員の方が高給です。
出世競争やノルマ、目標がなくて誰でも年収1,000万円以上という仕事であれば、やはり大学職員はメリットあるなと改めて感じました。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
大学職員が出世に興味がない事のリスクとは?【ぶっちゃけ、無い】
民間企業において、出世に興味がない=そんなに頑張らないことはリスクでしかありません。
出向ぐらいで済むならまだしも、その先には転籍や不況による出向先の子会社切り離し、全国の異動リスクなど、サラリーマンとして恐れることが多々あります。
そんな社畜的な生活が向いていないと見切りを付け、大学職員に転職したのですが、精神的なメリットが大きすぎました。
- 出世競争が無い(厳密にいうと、出世に興味のある人の間ではある)
- 出世しなくても年収1,000万円ぐらいなら確定している
- ノルマや目標が無いので、追い立てられることがない
上記以外にも、大学職員の場合は出向や転籍をさせる先がそもそも無いですし、異動といってもキャンパスが2、3個あるぐらいなのでだいたい近隣です。(近畿大学や日本大学を除く)
なので、大学職員に転職して将来的な不安は一切なくなりました。しかも、退職金も手厚い。
関連記事>>>【2020年版】大学職員の退職金は3,500万円超え!34歳までに転職しないと退職金で大損!!
そんな大学職員において、出世しないことのリスクを考えてみたのですが、本当に思い浮かびませんでした。
むしろ、出世してしまうことで、
- 大学は会議文化かつ、管理職は出席義務がある会議が多いので時間を拘束される
- そうなると休みが取りにくい
- 大学は閉鎖的な環境なので、女性職員同士のいざこざの相談(というかただの文句)が管理職に持ち込まれやすい
このようなデメリットを被る確率は非常に高くなります。
特に、大学の場合は長時間の会議が当たり前となり、朝イチで課長を見たが自分が帰るまで会わなかったというように、ずっと会議に出席している日もあります。
しかも、その会議自体が不毛かつ長く、長文の文書をさまざまな部署が朗読しているだけというような時間の無駄会議も多く、管理職になることは時間の無駄だと思っています。
別に管理職にならなくても、年収1,000万円に到達し、管理職じゃないほうが有給休暇を全消化できるので、そのような生き方を大学職員として目指す方がコストパフォーマンスが高いので、おすすです。
コロナ禍でもボーナス満額支給できる安定した大学職員の求人を【非公開】で探せるのは、リクルートエージェント