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【合格率90%】競泳・池江璃花子も合格したスポーツ推薦の実態

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このブログから7人内定させた、暇な大学職員(@univadm)です。

普段は、大学職員への転職系ネタを書くブログですが、今日は転職ではない話題を一つ。

 

池江璃花子選手が受験したスポーツ推薦入試って、日本のほとんど大学で合格率が90%を超えるかなり特殊な入試であるというトピックです。

 

競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が、日大の入試を受ける手続きを行ったことが18日、分かった。東京・淑徳巣鴨高3年の池江は、日大進学の意向を持っていたが「願書提出」という形で、その意思を明確にした。これから入試を受けて、来月上旬にもその合否が決まる見通しだ。

 

なぜ、スポーツ推薦入試は最も合格率が高い入試の1つなのか。

現役の大学職員がその謎に迫ります。

 

あと、大学職員志望の人にも、面接のネタになる記事にしましたー。

 

スポーツ推薦・リメディアル・ピアラーニング

 

このあたり、大学職員の転職面接で必出のテーマです。

 

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合格率90%以上の入試|スポーツ推薦入試の実態

 

有名大学であっても、出願すれば合格率90%以上の入試があります。

それが、スポーツ推薦入試

 

  • 青山学院大学
  • 中央大学
  • 関西大学

などの、名だたる名門大学においてスポーツ推薦だけが合格率90%以上なんです。

駒澤大学に至っては、スポーツ推薦の合格率は100%!

 

なお、本記事では、スポーツ推薦が簡単に合格するからズルいと言うつもりは全くありません。

スポーツ推薦で大学に入れる基準は、

 

名門大学ならば、

  • インターハイや国体出場(名門かつ強豪大学なら全国ベスト8以上の成績が必要)
  • その他全国クラスの実績が必要
  • 県大会程度なら合格は不可能

 

という超厳しい基準です。

高校の時に競技をしていたら分かりますが、スポーツ推薦より一般入試のほうがどれだけ簡単か。

 

例えば、バドミントンの強豪県でインターハイに行くより、一般入試で青学に入るほうが簡単ということです。だから、スポーツ推薦のひとたちは普通に凄い

 

ただ、大学職員になって思うのは、スポーツ推薦への教職員の風当たりの強さ

スポーツ推薦は勉強できないから・・・みたいな論調で語られてしまうのです。

 

それって、なぜなのか。

大学職員の目線で実態を分析しながら、考えてみました。

 

関連記事>>>大学職員へ転職できるチャンスは年2回!毎年6月・12月は絶対に逃さないで。

 

スポーツ推薦入試は事前調整があるから、いきなり出願しても合格できない

大学職員に転職して初めて知ったのですが、スポーツ推薦って出願前から誰が出願するか分かってるんですね。

 

この辺、田舎の弱小高校で競技をしてた自分には分かりませんでした。

「入試」って付くので、スポーツ推薦でも全国の強豪が鎬を削って大学合格を目指すもんだと

 

ただ、実態は全く違いました。

 

スポーツ推薦というのは、事前に所属予定の体育会(部活)内でオトナのリクルーターが高校生を調整し、誰を合格させたいか決めてから出願させるシステムなんです。

なので、ぽっと出で出願しても合格できないようになってます。

 

なんなら、もっと言うと、部活ごとに「枠」を持っているので、枠以上に高校生を取ることができません。

だから、大学の公式サイトでも、入試なのに事前に部活に連絡を取ることを推奨しているんです。

 

うーん、「入試」って名前が付くのに変わってる・・・。

 

公募制と言いつつも、連絡を取らせる矛盾。ちなみに、これは関西大学。

 

 

 

あ、あと、関西大学の職員は全国有数の年収です。

 

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競技でプロやるより、大学職員になった方が年収高いのかも。

 

スポーツ推薦の試験は「落とすため」の入試ではない

 

これは、中央大学のスポーツ推薦の結果です。名門の中央大学の合格率は88%。

 

っていうか、中央大学の法学部にはスポーツ推薦無いんですね。流石。

 

関西大学については、120人志願して117名合格(合格率97.5%!)

一応、二次試験もやってるみたいですが、もちろん全員合格で合格率100%です。

 

ご丁寧に、部活ごとの合格者数(=枠)まで書いているので、興味あるならWEBを見てみて下さい。

 

 

そう、結局、スポーツ推薦入試っていうのは、落とすための試験じゃないんです。

各部活が推薦してきた人をちゃんと合格させてあげることを求められる入試です。

 

もちろん、小論文試験や面接を入試なのでちゃんとやっています。

ただ、一般入試で受けると難関なのに、スポーツ推薦となると合格率が90%を超えるということは、まあそういうことです…

 

問題を漏洩しているようなことは絶対にありませんが、かなり激甘で採点してるってことなんですよね。

 

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スポーツ推薦入試で不合格となるのはどんな人?

部活から推薦されてきたスポーツ推薦の要員は、基本的に落ちません。

つまり、部活から「受けて下さい」と言われた人は、ほぼ絶対に大学に合格できるんです。

 

なぜなら、事前に部活ごとに受験者が調整されているから。

もしいきなり全国優勝しました!みたいな選手がぽっと出で受験してきたときは、余っている枠を使ってなんとか合格させようとしています。

つまり、部活に配慮して基本的に選手を不合格にしないような配慮がされています。

 

ただ、そんなスポーツ推薦でも極稀に落ちる人がいるのも事実です。

 

競技力も高く、部活から推薦されたにも関わらず、ポーツ推薦で不合格になる人は、日本語が不自由なレベルの選手

 

たまに、JAPANクラスなのに、ほとんどテーマが毎年変わらない小論文でほぼ白紙だったり、ほとんどテーマが変わらない面接試験で一切話せなかったり、どうみても大学生活無理そうな選手がいたりするんです。そういう人は、さすがに不合格。

 

スポーツ推薦の担当をしていたりすると、たまに信じられないようなレベルの選手を見たりしますよ…

どうやって日常生活やってるんだとうと思うような。

 

競技は全国クラスですごいんですけどね。

 

大学職員から見た、スポーツ推薦の課題

 

大学職員をやってると、スポーツ推薦の学生と関わることも多いです。

そのほとんどが、礼儀正しく競技も頑張って、就職実績もいいので大学の評判を引き上げてくれるような人です。

 

ただ、一切の単位が取れず、試合も出れず(※一定数の単位をとっていないと試合に出られない)、結局退学する学生も見てきました。

スポーツ推薦の退学率は一般入試の学生の退学率と比較し、3〜4倍も高いです。

 

けど、それって高校生には罪は無いんですよね。

ずっとその競技をしてきて、大学に関する情報も無いなか、各部活のリクルーターに言われるがままに大学を受験する。

 

で、大学に入ってみたら高校みたいな雰囲気でもなく、教員もスポーツ推薦について甘い評価をすることもないので、レポートや授業で相当に苦労する。

 

多くのスポーツ推薦の学生が、そのギャップに苦しんでいます。

 

要は、リクルーターには入ってくれ入ってくれと言われ、大学に入ってみたら、教員はスポーツ推薦は勉強ができないからダメだと言われる

相当なギャップだと思います。

 

なので、本当に教育すべきは、成績不振になる生徒を送ってくる部活OBのリクルーターなんです。

リクルーターというのは、一種の利権です。

 

自分が、有名大学の枠を持っているようなものなので。

 

なので、部活を強くしたいという一心で、英語ができないのにその部活には国際系学部の枠しかないから、スポーツ校の生徒を平気で送ってきたりするんです。

 

そうすると、苦労するのは右も左も分からないまま国際系学部に放り込まれた学生です。

大学職員に転職したいひとは、この現実も知った上で、面接に望んで下さい。

 

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お読みいただき、ありがとうございました!

 

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暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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