こんにちは。暇な大学職員(@univadm)です。
大学職員に転職したい!
そのような想いで、このブログを見ていただいていると思います。
今日のテーマ
大学職員には、どんな能力が必要なのでしょうか?それを知ることで、面接・エントリーシート対策になるような記事をお届けします。
大学職員という仕事は、業界用語で「アドミニストレータ」と呼ばれるだけに、企画運営者(管理運営者)としての能力を問われます。
その能力というのは、民間企業で営業No.1でした!みたいなスキルは要求されていません。
どちらかというと、裏方的なスキルである為、前職で大きな成果を上げていなくても大丈夫です。
「大学職員という仕事を理解する」。
これが最も重要な転職対策になるので、このブログでは大学職員という仕事への理解に力点を置いています。
この記事を読んで欲しい人
- 大学職員に転職したいけど、志望動機や自己PRが思い浮かばないひと
- 社会人経験が浅いけど、大学職員に転職したいひと
- 大学職員に転職する方法を探しているひと
大学職員という仕事のメリットは、年収の高さと休みの多さです。
所定年間休日135日+有給22日を全て消化し、さらにはノルマもありません。
大学職員へ転職して充実したプライベートを手に入れませんか。
ちなみに、大学職員の求人を探すコツは、求人数が最も多くなる6月~12月に向けた対策が必須です。
あなたが一番最初に大学職員に転職できるよう、情報のインプットと転職エージェントの活用は常に行って下さい。
大学職員へ転職できるチャンスは年2回!毎年6月・12月は絶対に逃さないで。
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大学職員に最も必要な能力が、「調整力」である理由。
大学職員に必要な能力を3つ挙げてください。
私が大学職員の転職面接を受けるときに、そう聞かれました。
また、現在、私自身で面接官をしているときも、必ず聞いています。
これが、民間企業で必要な能力を3つであれば、
- 結果を出すための突破力
- 成果を上げるための営業スキル
- 競合他社の動向を探るリサーチ力
あたりになるでしょう。
もちろん、民間企業でも企画運営部門であれば、また違う能力が必要になります。
ただ、MARCHぐらいのソルジャーならば、基本的に(社内・社外問わず)営業力をいかに高めていくか、というのが民間企業で生き残る秘訣です。
しかし、大学職員にはそのような能力は求められていません。
もちろん、あるに越したことはないですが、これを全面に出しすぎると、大学職員という仕事を理解してなさそうだとして厳しい評価にされてしまいます。
じゃあ、大学職員に必要な能力とは何なのか。
勤続年数が、民間企業<大学職員と逆転した、私が大学に勤務して感じているのはこの力だと思っています。
- 調整力
- マルチタスク能力
- 整理力
今日は、そのなかでも、特に大学職員としての必須な能力である「調整力」について記事を書いていきます。
これを見れば、大学職員への内定まで一気に近寄ることが可能になります。
このブログから407人が大学職員に内定しました
2024年4月までに
大学職員を目指せるエージェントのまとめ
弊ブログからは、2018〜2024年で407名が大学職員へと転職しました。
大学職員の転職は情報戦です。自分の知らないうちに求人が出ていることを避けないといけません。
弊ブログでの実績のある、合格者がみんな使っていたエージェントは2つだけですので、シンプルです。
早めの登録と活用がポイントになります。
大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
民間企業・俺「大学職員?余裕っしょ」だから、転職して苦労した。
民間企業から大学職員に転職したときは、完全に大学職員という仕事を舐めてました。
■大学職員のリアルな待遇
- 年間135日の休日
- 有給休暇は22日全部消化
- 残業時間は毎月5時間以内
- 夏休みと冬休みは2週間以上
- ノルマ無し
- 30歳で年収700万円オーバー
- 退職金は3,000万円以上確定
転職前も、東証一部上場の大手企業だったし、大学の仕事ぐらい余裕っしょ。
と完全に舐めてたのを思い出します。
ただ、実際に入職して感じたのは、イメージとかなりかけ離れていたってこと。
もちろん、年収や休みや退職金は、イメージどおりでした。
ただ、仕事の進め方という観点では、大学という仕事は非常に複雑で、めんどくさいものだってことが分かったのです。
特に、前職と大きく違ったのは、担当者になれば、非常に細かい弁当発注のような実務から金額の大きな稟議起案まで全てをひとりでこなすと言うこと。
前職は、営業担当者に複数のサポート人員が付いていて、チームで物事を進めていく分業制だったのですが、大学職員になると、全部ひとりでやらないといけない!っていう点に、仕事の進め方という点でギャップがありました。
営業担当は成果をあげるために営業のボリュームをこなすことに注力し、伝票処理などはサポートチームで担うという民間企業時代の分業制と比較すると、大学職員のほうが非常に多くのタスクをこなす、調整力・マルチタスク能力が必要とされているということが理解できたのです。
ただ、そんな仕事でも大きなメリットがあります。
大学職員という仕事は非常に縦割りで、隣の席の人の業務を細部まで知っているわけではありません。
また、「それは私の仕事じゃないので」と平気で言っちゃうような人間も存在します。
大学職員という仕事に慣れて理解できたのは、自分の仕事をいかに効率的に進めるかという点に腐心すれば、「担当の仕事を終わらせる」というゴールまでのプロセスが出来てれば上司も口出ししてこない(上司は実務が分からないから、放置)為、自分の好きなペースと手法で仕事に取り組めるということです。
つまり、自分の担当させちゃんと回していれば、いくら有給を使っても文句を言われない最高の仕事で、誰にも干渉されないからストレスフリーという素晴らしい点に気づきました。
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大学職員を目指せるエージェントのまとめ
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大学職員に転職できるエージェント
リクルートと並ぶ実績のあるエージェント
内定への近道は、大学職員という仕事の守備範囲の広さを理解すること。
また、大学職員は事務です。
つまり、大学における意思決定の中心は担っておらず、その中心にいるのは大学教員(主に教授・准教授)です。
そのため、大学職員に転職したいのであれば、以下をとくに気をつけて下さい。
- 事務職員の仕事の範囲を理解する。
- 事務職員と大学教員との力関係を理解する。
- 事務職員はあくまでも裏方。裏方としてなにができるのか考える。
事務職員が先頭に立ってバリバリ物事を進めていく部門も確かに存在します。
ただ、大学の根幹業務である「教育」では、事務職員の決定権は一切ありません。
そのため、「もともと人事の仕事をしていたので、学生にキャリアの大切さを考えてもらえるような授業を作りたい」という志望動機を面接官をしていると良く聞きますが、完全に間違っています。
正しい事務職員の仕事は、「学生にキャリアの大切さを考えてもらうような授業を作る必要性を教員と相談し、担当教員を中心としてその教員が考えるキャリア教育の授業を立ち上げるサポートを行う」ということになります。
そして、その「サポート」という言葉の裏に、大学職員の必要な能力である「調整力」や「マルチタスク能力」が要求されているのです。
- 講義を作るのであれば教務系部門との教室調整やカリキュラムシステムの調整
- 企業から講師を派遣してもらうのであれば、契約書の締結業務
- 実際に講師が来学される際の交通費精算や昼食、お茶の手配
- 学生へ配布するアンケートを教員と作成し、それを印刷
- 受講生が多いのであれば、ティーチングアシスタントを募集
ざっと思いつくだけでも、これぐらいの業務が浮かんできます。
ただ、実際はもっと細々とした実務があります。
ペットボトルのお茶の手配〜卒業判定システムへの科目の登録まで。
仮に、キャリア系の講義を作るという仕事を担当した場合は、このように大小を問わない事務処理が様々降り掛かってくるのが大学職員だと言えます。
つまり、事務職員は「教員の想いをカタチにする仕事」で、講義実施のプロである教員が当日まで講義の実施という点だけに集中して最高のパフォーマンスが出せるよう、大学職員は「事務に徹して」サポートする仕事であると考えています。
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早めの登録と活用がポイントになります。
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お読み頂き、ありがとうございました!