大学ニュース

コロナウイルスの影響で各大学が卒業式中止を検討中【最新状況】

2020年2月18日

 

大学職員に転職したいひと『コロナウイルスで大学の卒業式が中止になることってありますか?現状とその対策を知りたいです。

 

そんな疑問にお答えします。

 

弊ブログは、大学職員への転職を目指すブログであり、現役の大学職員が運営しています。

 

まとめ
大学職員の年収ランキング|現役が解説する内部情報【2020年版】

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基本的には、大学職員の仕事や年収をまとめているサイトなのですが、今日はコロナウイルス感染症の対策や状況について書こうと思います。

 

弊ブログからの転職実績は2018年が16名で、2019年が60名、今年2020年も本日現在で21名が大学職員へと転職しました。

 

今日はそんな現役大学職員が運営するブログより、最近話題のコロナウイルスでの卒業式の中止について考察します。

 

私とのコンタクト窓口は、LINE@となります。質問などがあれば、御連絡くださいませ。

 

今回のコロナウイルスのケースについて、大学職員の仕事という観点からもまとめています。

 

対策
コロナウイルスで入学式や就活が中止になった場合【大学職員の仕事 】

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本記事の内容

  • コロナウイルスで大学の卒業式が中止になるということ
  • 大学職員が考える「卒業式の中止」について

 

本日は、転職系の記事というよりは、大学卒業式が中止となるという大きなニュースについて考察してみようと思います。

 

いつも、大学職員のホワイトさを説いていますが、今回ばかりは「暇な大学職員」でもちょっと忙しくなるかもしれません。

 

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この記事を通して、大学職員という仕事に興味を持たれた方が増えると嬉しいです。

 

コロナウイルスで卒業式が中止となった大学一覧【最新版】

 

2月28日(金)06:00更新

 

コロナウイルスで卒業式が中止となった大学・学校一覧

 

 

明治大学については、正式発表前ですが時事通信が配信しています。

 

都築学園グループについては、『2つの大学を運営する都築学園グループは、全国各地で運営する短期大学や高校についても同様の対応をとるとしています。』として情報が公開されました。

 

新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、福岡市にある第一薬科大学と太宰府市にある日本経済大学は、それぞれ、来月9日と16日に予定していた卒業式を中止することを明らかにしました。
2つの大学を運営する都築学園グループは、全国各地で運営する短期大学や高校についても同様の対応をとるとしています。

 

日本でも有数の総合学園であり、日本経済大学・第一薬科大学・第一工業大学・神戸医療福祉大学・日本経済大学・日本薬科大学・横浜薬科大学・その他多くの専門学校を擁するため、非常に大きな中止判断です。

 

その他の大学でも、中止が決まってきています。

 

全体式を中止し、学部個別の卒業証書授与式を実施する感じですね。

 

まあ、大学職員的には全部中止されると千枚単位の卒業証書のみが大学に残され、それの受け渡しの方法を考えないといけないので面倒だし大変なのです。

 

個別だけでも実施できるなら、御の字かな・・・

 

ただ、秋田の国際教養大学については、卒業式を『延期』としました。

 

国際教養大学では、新型コロナウイルス感染症が国内外で、急速に拡大している現状に鑑み、3月21日の卒業式・修了式と、4月8日の入学式を延期することといたしました。なお、式典延期後の日程は、感染症の状況や学生の希望を考慮しつつ、追ってお知らせいたします。

 

3月21日の式典を延期としましたが、そもそも延期しても日程があるのかどうか・・・

 

国際教養大学の立地的に、引っ越す人も多いでしょうから早急な調整が必要となりそうです。

 

立命館アジア太平洋大学が日本の大学として最初の卒業式中止決定【コロナウイルス】

 

立命館アジア太平洋大学(APU)は、昨今の新型コロナウイルスによる新型肺炎の発生状況に鑑み、2020年3月の学位授与式(卒業式)および2020年4月の入学式の開催を中止することといたしました。

 

おそらく、日本で第一号の中止判断でしょうか。

 

立命館アジア太平洋大学が卒業式の中止を決定しました。(ついでに、入学式も中止決定)

 

他に追随する大学はあるのでしょうか・・・

 

【2月27日更新】

 

ついに、都内の大手私立大学で初めて、明治大学が卒業式の中止を決めました。

 

今回の学位授与式開催中止に伴い、別日程での式典開催を検討しています。現時点では、下記の2つを検討しています。
①2020年9月18日開催予定の2020年秋学位授与式との合同開催
②11月1日開催予定の開学20周年記念イベントの中での特別卒業式開催
詳細が決定次第、このページでお知らせします。

 

別途、特別な対応も決めているみたいですね。

 

大規模大学を中心に、中止を検討する非公式の照会電話が増えてきております。

 

京都外国語大学では、卒業式は予定通り挙行としているものの、卒業式後の謝恩会の中止が公式にアナウンスされています。

 

新型コロナウイルスの国内感染が拡大している現状を踏まえ、2020年3月卒業・修了に伴う大学院、大学、短期大学、留学生別科の「総長招待祝賀会」を中止します。

なお、「学位記授与式/修了証書授与式」は現時点では、開催する予定です。ただし、新型コロナウイルスに関しては、日々、新たな情報が発信され、本学の対応もそれに応じて変化していきます。今後も本学ホームページ等を通じ、本学の対応についての最新情報をお知らせしますので、定期的に確認をしてください。

 

大学という組織は、意思決定に非常に時間がかかります。

 

トップダウンで物事を決めれない組織であることに加え、今回のようなコロナウイルスによって『卒業式を中止する』という重い判断は簡単には下せません。

 

大学の場合、『経営』に関する判断を下す会議と、『教学(教育)』に関する判断を下す会議とがあり、通常だと卒業式は教学マターなのですが、卒業式中止という判断については総合的な判断が下される可能性が高いです。

 

広島大学の場合は、コロナウイルス対策の専門会議が設置されました。

 

新型コロナウイルスの感染症が世界各地に拡大する中、広島大学は2月4日、「新型コロナウイルス感染症対策会議」を設置しました。

 

組織図がわからないのですが、おそらくこの会議のTOPは学長もしくは副学長クラスでしょう。

 

このような会議の助言を経て、教学系会議(卒業式担当などが出席)→教学系会議(学部長などの上位役職者も出席)→全学会議(通常は教学系のみでの議決事項ですが、事が大きいので経営部門も関わる可能性あり)

 

というような流れで、卒業式を中止する大学が出る場合は意思決定されていくと推測されます。

 

「学校行事 一律中止求めず」萩生田文科相(2月18日の閣議後インタビュー)

 

学校行事の中止については、現時点では一律の中止は求められていないようです。(2月18日)

 

「学校行事 一律中止求めず」萩生田文科相:萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で、「卒業式などの学校行事については、一律に中止を求めることは今の段階で考えていない。実施する際には、『せきエチケット』などの基本的な感染対策はもとより、会場のこまめな換気を心がけるとともに、衣服による温度調節を促すことも含め、適切な環境づくりをお願いしたい」と述べました。(NHK)

 

まだ影響を測りかねているという感じでしょうか。

 

本学にも近隣他大学から、卒業式の実施や謝恩会の開催判断についての問い合わせが入りはじめています。

 

どこも、中止第1号となることを恐れているような感じです。

 

最終的には、立命館アジア太平洋大学という大分の大学が第1号で中止を決めました。

 

東京都内では3月中旬に早慶・マーチ・日東駒専などの大手私立大学の卒業式が行われますから、対応に注目が集まります。

 

杏林大学「いずれかに該当する方は、卒業式への参列をご遠慮ください」

 

大学の卒業式は3月の中旬に行われるのが、通常ですが、すでに大学によっては対応方針を掲示している大学も。

 

杏林大学は以下のような対応方針を2月17日に掲示していました。

 

中国武漢市で発生した新型コロナウイルス感染症が、日本国内においても認められています。

本学の卒業式を3月15日(日)挙行するにあたり、次の何れかに該当する方につきましては、卒業式への参列をご遠慮いただきますようご協力をお願いいたします。

・武漢市を含む中国湖北省および浙江省から帰国し2週間以内の方
・武漢市を含む中国湖北省および浙江省在住の方に接触してから2週間以内であり、感染の可能性がある方
・中国本土(香港、マカオを含む)から帰国後2週間以内で発熱(37.5度以上)かつ呼吸器症状がある方

 

留学生が多い大学や、そもそもの学生数が多い大学については、これから対応方針を出していくことになりそうです。

 

どこか1大学が中止判断をすれば、堰を切ったように中止となる可能性は高いです。

 

杏林大学の場合は、保護者の卒業式へのご列席はご遠慮くださいとまだ参加余地を残した言い方ですが、保護者の参加禁止を決めた大学もありました。

 

2019年度学位授与式(3月23日)および2020年度入学式(4月4日)について、新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告されている状況を鑑み、保護者・関係者の皆様の大学への入構はできません。ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

 

多摩美術大学については、保護者や関係者の参加禁止としています。

 

ここまで決めてしまったほうが現場で働く大学職員としてはラクなので、学園本部の決定はグッジョブです。

 

どの大学も様子見しつつ情報を小出しにして判断しているので、今の時点で中止!参加不可!と決めちゃったほうが対応がラクなので良いかなと思った次第。

 

卒業式中止というのはその年度の卒業生にはかなり酷ですが、、、

 

すでに卒業式後に開催する「謝恩会」などを中止とする大学は出てきています

 

学校名は不明ですが、すでに学校によっては謝恩会の中止やその他イベントの中止が学生に告知され始めているようです。

 

 

 

女子学生であれば袴をレンタルすることが多いですから、大学生協が学内で袴のレンタルの斡旋などもやっていることから、卒業式や謝恩会が中止となれば、そのあたりにも影響が出てきそうです。

 

コロナウイルスで明治・法政の卒業式が中止決定【最新情報】

 

 新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、明治大(東京都千代田区)が3月の卒業式を中止する方針を固めたことが26日、分かった。

近く正式に発表する。関係者によると、4月の入学式も中止を含め検討しているという。

 

まだ大学ホームページでは未公開ですが、明治大学が卒業式の中止を決めたという時事通信社の配信がありました。

 

昨年12月に発生した新型コロナウイルス感染症は、国内においても感染者が増加傾向にあり、状況は日々変化しています。本学では、2月19日に本件対応に関する危機対策本部を設置し、学内外の情報収集と、大学としての方針や対応の協議を重ねてきました結果、本年3月24日に予定していた第138回学位授与式(卒業式)を中止することとしました。

 

関連記事>>>法政大学の卒業式中止文書(公式HP)

 

法政の卒業式の場合、毎年1万人の参加が国内外からあるようです。そこでコロナウイルスが蔓延すると、参加者の4月からの生活に大きな支障が出るという判断ですね。

 

全体式典のみの中止なのか、学部個別の学位記授与式も中止なのか、まだ全貌は見えませんが注意が必要です。

 

法政大学の場合、学位記(卒業証書)の渡し方について、3月6日移行に案内するとしています。

 

関東の大手私立大学では明治大学・法政大学が卒業式を中止し、先日の政府方針とも関わって他の大手私立大学の対応が注目されます。

 

対策
コロナウイルスで入学式や就活が中止になった場合【大学職員の仕事 】

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コロナウイルスで近畿大学の卒業式・入学式がすべて中止決定【最新情報】

 

2月25日(火)午前、日本の大手私立大学に影響を与えそうな重大な決定が下されました。

 

受験者数No.1大学である近畿大学が、卒業式と入学式を注意すると発表したのです。

 

近畿大学はこのたびの新型コロナウイルス感染症が国内で拡大している現状に鑑み、令和元年度卒業式と令和2年度入学式の開催の中止を決定いたしました。また3月に予定していたオープンキャンパスについても中止いたします。

 

公式HP>>>令和元年度卒業式、令和2年度入学式、オープンキャンパスの中止について

 

メインキャンパスとなる東大阪では卒業式で約7,000人の参加、入学式には15,000人が来場することから、アルコールやマスクでの対策が不十分なので中止決定となったとのこと。

 

毎年話題となる、つんくプロデュースの入学式までもが中止となりました。

 

https://twitter.com/aruaruHERO/status/1232200968009211904

 

いままで中止決定をしていた大学は小規模大学のみであったのですが、日本有数の規模の総合大学が中止決定を判断したことにより、他大学への影響に注目が集まります。

 

ただ、この場合も全体式典の中止であり、『各学部・学科単位の小規模で行われる卒業証書・学位記授与式については、十分な感染症対策を施すことができるか検証のうえ、実施を検討しています。』とあることから、なんとか小規模な単位での実施を検討しているようです。

 

近畿大学生協では、すでに2月中旬に『2020年3月 近畿大学生協 卒業式のレンタルはかま着付け会場のご案内』という案内を出しており、全体式典以外にも個別式典までもが中止となると、袴レンタルの着付け代やその他費用、ヘアメイク代など参加者に大きな負担が生じる可能性がある為、実施を追求中のようでした。

 

大学職員的な視点で考えると、7,000人分の卒業証書や資格関係の証明書、卒業記念品などがすでに発注・納品間近であることから、個別に配布する機会がないと学内で膨大な混乱が生じる可能性があり、必ず受け渡さなければならない証書類を配るチャンスだけは、なんとか欲しいものです。

 

立命館アジア太平洋大学の場合だと、卒業証書などを郵送すると公式HPでは案内されていますが、近畿大学の規模で郵送(そうなると実務的には7,000個の荷物のパッキング&1件の取り違いも無いように発送)という膨大な事務処理が発生するため、個別式典の実施がないと大変そうです。

 

日本有数の総合大学である近畿大学の卒業式・入学式の中止により、他の大型大学の判断に注目が集まりそうです。

 

コロナウイルスの影響で卒業式が中止となった場合の代替措置

 

多くの大学の場合、全体式典の中止+学部個別式典の実行が検討されています。

 

ただ、日本の大学で初めて中止判断を行った立命館アジア太平洋大学では、今回の卒業式対象者向けに、特別な式典を実施するようです。

 

今回の学位授与式(卒業式)開催中止に伴い、別日程での式典開催を検討しています。現時点では、下記の2つを検討しています。
①2020年9月18日開催予定の2020年秋学位授与式(卒業式)との合同開催
②11月1日開催予定の開学20周年記念イベントの中での特別卒業式開催
詳細が決定次第、このページでお知らせします。

 

もう卒業して働いているひとがほぼ全員であるため、実際の参加者数については『?』ですが、すでにここまで決定してプレスリリースした点には好感が持てます。

 

コロナウイルスに関わった大規模イベントへの対応指針を政府が発表【2月20日】

 

2020年2月22日AM11:15更新

 

2月20日、コロナウイルスに関わった大規模イベントへの対応指針を政府が発表されました。

 

なお、イベントなどの開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。また、開催にあたっては、感染機会を減らすための工夫を講じていただきたい。例えば、参加者への手洗いの推奨やアルコール消毒薬の設置、風邪のような症状のある方には参加をしないよう依頼をすることなど、感染拡大の防止に向けた対策の準備をしていただきたい。

 

厚生労働省のホームページに、『加藤大臣会見概要(新型コロナウイルス感染症について)』として全文が公開されています。

 

一律に中止を求めるものではないとしており、大規模イベントの一律中止は回避されました。。。

 

 

ただ、卒業式について、どうなるのか・・・これについは予断を許さない状況が続いています。

 

入場ゲートで全員サーモグラフィー検査などとなった場合、大学職員のみならず、イベント要員として雇用する派遣社員の確保も大学としては課題になるかもしれません・・・。

 

【最新情報】萩生田文科相、卒業式「一律中止考えず」 実施方法の変更検討も

 

新型コロナウイルスの感染拡大に関し、萩生田光一文部科学相は21日の閣議後の記者会見で、小学校などでの卒業式について「現時点で一律に中止を求めることは考えていない」と述べた。

ただ、感染が確認されている地域では、実施方法の変更や延期などについて検討を求める考えを示した。

萩生田氏は、「卒業式はかけがえのない節目の行事だ」と強調。実施方法の一例として、保護者と子どもがいる会場を分け、映像を通じて式を進行するやり方を示した。

 

2月21日(金)の会見では、文部科学省としては卒業式の一律中止を求めるという方針にはなりませんでした。

 

実施方法の変更となると、保護者と生徒・学生の場所の隔離(敷地が狭い学校では場所の確保が大変そう?)や、WEB実施の可能性もありそうですね。

 

ちなみに、就職活動もコロナウイルスの影響で中止や延期となっている企業が多く、WEB面接ツールの引き合いがかなり増えてきているそうです。

 

コロナウイルスについては、悲しい大変な出来事でありますが、日本の働き方や行事のありかたをWEB化するなどの新しい方向性を示せる機会になるかもしれません。

 

大学の卒業式についても、中止判断を行う大学も増加してきました。次の項目で、情報をまとめます。

 

卒業式の挙行を判断した大学もいくつかあり、大阪体育大学は3月17日にザ・リッツ・カールトン大阪で実施するようです。

 

一応、今後の状況によっては中止もあり得るというような書き方ですが・・・

 

発熱している人は参加を控えるように、海外帰国2週間以内の人は参加しないようにとの掲示もありますが、自己申告なのでなかなか難しい一面もありそうです。

 

コロナウイルスの影響で入学式が中止決定されていっている【最新情報】

 

コロナウイルスの影響は、現時点ではどこまで広がっていくのが予測できません。

 

すでに日本でも、感染ルートがわからない発症者が出ており、拡散期に入ったとみる専門家も多いです。

 

本記事執筆は2月下旬ですが、すでに3月の卒業式の中止や中止検討の情報が入っており、予断を許さない状況です。

 

そんななか、4月の入学式を中止する大学も出てきました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大で世界各地から留学生が集まる大分県別府市のAPU=立命館アジア太平洋大学は来月の卒業式と4月の入学式をいずれも中止することを決めました。

 

在学生の半分が留学生である立命館アジア太平洋大学は、すでに入学式の中止も決定しています。

 

日本の大学第1号として卒業式の中止も決めましたが、留学生が多いことを鑑みての入学式中止判断だと推測されます。

 

どの大学も、卒業式や入学式を中止するという重い判断を最初に下したくないた為か、実施可否についてかなり非公式に問い合わせがきていますが、立命館アジア太平洋大学の場合は留学生が多い大学としての英断でしょう。

 

3月中旬にある卒業式を中止して、その2週間後の入学式は実施するという判断基準のジレンマに悩んでいるのかなと推測します。

 

現役の大学職員としては、どっちになっても批判はあるので中止でも挙行でもどちらでもいいです。

 

ただ、先日(2月20日)に政府が発表した大規模イベントの実施指針で、『卒業式・入学式は中止!』と決めてもらったほうがラクだったかなと思います。

 

コロナウイルスの影響からリクナビ就活イベントが中止決定へ・・・マイナビも!?

 

就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアは20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今月22日~3月31日に予定していた合同企業説明会やイベントを中止すると発表した。

3月1日は、2021年卒業の大学生・大学院生対象の会社説明会解禁日。中止するイベントや説明会には学生約3万~5万人、企業約5千社の参加が見込まれていた。

出典:ライブドアNEWS

 

本日2月20日、政府がコロナウイルスに関わった大規模イベントの実施指針を発表するとなっていましたが、一足先に大規模な就活イベントの中止が決定しました。

 

このイベントだけで学生3~5万人が参加予定となっており、非常に大きな影響が見込まれます。

 

イベントの実施指針については、大阪市が一足先に、大阪市主催のイベントを向こう1ヶ月全て中止(207件)する予定となっていますが、大規模な就活イベントの中止決定は初めてです。

 

就活が解禁となる3月1日のキックオフ的なイベントである本イベントが中止となり、その他の就活系イベントにも大きな影響を与えそうです。

 

また、この時期から各大学でも就職活動セミナーの実施が始まっており、大学キャリアセンターでは対策や中止判断を迫られることになるかもしれません。

 

大学職員的には、卒業式中止の可能性があるため、その対応のみならず就活支援系イベントの中止まで出てくると対応が大変になります。

 

さらには、影響が長期化すると、4月の入学式やオリエンテーションの延期や中止の可能性も出てくるため、授業実施に影響がでたとするななら、夏休み期間の授業実施対応などをありえるかなと思います。

 

 

大学の卒業式を中止にすることへの現役大学職員の考え

 

卒業式が中止となると、2011年の東日本大震災以来となる可能性が高そうです。

 

大学内では、卒業式の中止が上層部を中心に検討されています。(2月18日現在)

 

近隣他大学や同規模大学からは、非公式の照会が断続的に入っており、どこも中止する方向性を検討しているようでした。

 

ただ、卒業式を中止するという大きな判断について、第1号となるプレッシャーは大きいようで、確定した情報を公開するまでには至っていません。

 

現役大学職員としては、実施・中止いずれにしても実務的な対応が出てくるのは必至で、中止された場合の実務的な対応策を考える必要があります。

 

大学職員の仕事は決められたことを具体化する道筋を考えること

 

大学職員の仕事は、基本的に創造的な業務ではありません。

 

ほとんどが定形処理であり、前例踏襲型の業務遂行となります。

 

ただ、イレギュラー対応が発生することも多く、その場合の影響範囲を見極め、具体的な道筋を考えるのも重要です。

 

特に、今回の卒業式中止ともなれば、大規模大学だと数千人単位の卒業生への対応が必要となりますから、全学的な対応方針を決めつつ、各学部の実情に合わせた対応を要求されます。

 

  • 卒業式中止に関する連絡の実施方法(WEB掲示のみにする?)
  • 学位記(卒業証書)の受け渡し方法(臨時窓口を開設?全件、送る?下宿引き払っているひとはどうする?)
  • 資格関連の証書の受け渡し方法
  • 学生証の返却窓口の調整
  • 卒業時アンケート調査の代替実施の可否検討
  • 卒業を祝うメッセージを大学としてどう掲載するか?お詫びもする?
  • 卒業式の実施に合わせて依頼していた派遣社員のキャンセル調整
  • 生協への出資金の返還方法の調整

 

ざっと考えただけでも、このような実務があります。

 

やはりもっとも大きいのは、学位記の受け渡し方法でしょうか?

 

基本的には卒業式で配布し終わっているものですが、それを数千人単位でどのように配るのか、方法を検討して調整する必要があります。

 

生協などは出資金というお金の返却も発生してくるため、かなり深刻です。

 

実施されることで進行する業務がほとんどである為、もし卒業式が中止ともなると大学職員はかなりイレギュラーな対応を迫られる可能性が高くなります。

  • この記事を書いた人

暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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