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大学職員は残業が多いって本当?現役社員が本当の残業時間を告白

 

大学職員に転職したいひと『大学職員の残業が意外と多いと聞きますが、本当のところどうですか?』

 

そんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • 大学職員の残業の実態を公開
  • 民間企業の残業とは大学職員の残業が異質な理由
  • 残業が多い少ないを大学職員なら自分でコントロールできる

 

弊ブログからは、2021年9月現在で累計224名が大学職員へと転職成功しました。

 

民間企業から大学職員への転職メリットは、仕事がラクになるのに出世競争やノルマが無くなるという精神的な楽さが最高です。

 

ただ、実際に転職してみようとすると、大学職員は確かに年収が高いけど、意外と残業が多いのか?という疑問にぶち当たるひともいると思います。(→先に年収を確認する|40代で年収1,000万円貰える大学ランキング

 

確かに、大学職員の残業については、全員が定時退社しているということはありません。

 

ただ、民間企業の残業と大学職員の残業は全く異質のものであるということが言えます。

 

なぜ民間企業の残業と比較して異質なのか、そもそも大学職員で残業が多い人はどんな人なのか、この記事で具体的な大学職員の残業の実態について迫ってみたいと思います。

 

まず、大前提として覚えておいて欲しいのは、大学職員は出世競争とは皆無な年功序列ということです。

 

これが理解できていれば、他者の評価や付き合いで残業する必要がないということがまず分かりますので、それを意識したうえでぜひ弊ブログの記事を読んでみて下さい。

 

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大学職員で楽な部署は3年間残業ゼロが当たり前

 

大学職員の残業が少ないと言われつつも、暇な大学職員(@univadm)ですら、残業は一応やってます。

 

大学職員の楽な部署で本当に残業ゼロというところもありますが、それは流石にレアで大学職員の残業は一定数存在するというのがお答えです。

 

しかし、その残業のレベル感が民間企業と大学職員では全く違うということを知ってほしいです。

 

大学職員の場合、三六協定の360時間を残業時間のマックスとしている大学が多いです。(検索すると分かりますが、大手の国公立や私立大学ではこれが基準となっていそうです)

 

私の周辺の国公立・私立大学勤務の知り合い職員もほぼMAX360時間で協定されていますから、最大でも毎月30時間MAXまででしょうか。

 

ただ、実際には私自身の年間総残業時間はここ数年ずっと年間60時間以内ですので、毎月5時間残業以内で帰ってるということになります。

 

知り合いを換算してみても、MAXで280時間残業、半分以上が年間総残業時間100時間以内という感じになっている為、みんな口を揃えて『もう民間企業では働けない』と言っています

 

そもそも12月が冬休みで3分の1以上休み+8月はほとんど夏休みという大学も多く、ほとんどが基本的には残業0時間で年度末だけちょっと残業するというスタイルで働いています。

 

コロナ禍での8月だとさすがに3週間の休みだとやることがありませんが、普通だと全部海外で過ごしたりもできますし、民間企業にない休みの多さが魅力的です。(→休みの多さや福利厚生の観点から転職エージェントで非公開大学求人を探す

 

そのため、恒常的に20時退社みたいなことはなく、メリハリのある生活という点では大学職員の残業は民間企業よりかなりバランスが取れているという感じでしょうか。

 

キャンパスの管理業務系の部門や図書館では残業ゼロ時間が基本であることが多いですが、実態としては年間100時間ぐらいの残業時間は大学職員に転職してもあると思っておいたほうがいいです。

 

残業時間的には民間企業より遥かに少ないのもメリットですが、実は大学職員という仕事の特性から精神的に大学職員の残業が楽だと言える理由を、次の章でまとめてみます

 

大学職員の残業が世間知らずと言われているのが当然な理由

 

大学職員の残業と民間企業の残業が異質だというのは、転職組ならみんな感じることだと思います。

 

特に、それは大学職員の仕事の特性と密接に関係しており、大学職員は民間企業のように利益を求められないというのが一番大きな違いです。

 

そのため、残業でも民間企業のような成果を問われることはなく、調整業務や資料作成といった事務作業であり、正直残業していても精神的にしんどいとは思ったことありません。

 

もちろん、仕事自体は調整がめんどくさかったり、基本的に生産性ゼロの仕事が多いので、めんどくさいとは毎日思っていますが・・・

 

なので、民間企業の残業であれば周りも成果を出すために残業していることが多く、成果が出ていれば早く帰ってもいいですが、ノルマ未達で早く帰るのはちょっと抵抗がありますよね。

 

そんな、ノルマ未達だから帰りにくいという雰囲気が大学職員に皆無(というか、そもそもノルマが無い)ので、民間企業の残業より超絶ラクだと言えるのです。

 

例えば、入試広報業務であれば、高校訪問先リストを作って訪問計画を練りますが、民間企業だとそこにどんな担当者と会うのか、決裁権者の同席はできるのか、そもそもそこに訪問する工数は営業コストと見合っているのかを当然問われます。

 

そして、訪問後にはどんな成果が出たのか、本当に受験者が増えるのかというところまで『ノルマ』として問われますが、大学職員ではそんなこと全くありません

 

高校訪問のリストを作成し、訪問先でプレゼンする資料も一応作りますが、正直ある程度集客力のある大学であれば、訪問しなくても受験者は勝手に生まれてきます。

 

むしろ、全体で数万という受験者がいるなかで自分がその高校に訪問して受験者が増えたかどうかを検証するのは不可能ですから、責任が薄まって大学職員という仕事はノルマ未達などを問われないというメリットにつながっているのです。

 

成果を出すために残業するのが民間企業であれば、大学職員は高校訪問という形式を整えるために残業しているのであり、ぶっちゃけ適当にやっておいても責任を問われないというのがノルマの無い世界が最高なポイントです。

 

大学職員はしんどいとか暇じゃないという声もネットには一部あるみたいですが、そもそもしんどい思いをしたくないからわざわざ大学職員に転職したのであって、そのなかで最低限こなして自由に生きるのが大学職員では大切ですし、それが可能です。

 

→ノルマが無くて年功序列の大手私立大学求人を転職エージェントで非公開求人として探す

 

大学職員の離職率は残業が少なくて消耗しならいから低い

 

離職率は、年収や有給休暇取得率、残業時間と相関関係があるということは、みなさんもイメージ湧くと思います。

 

少し昔までは、あの会社は残業時間も長くて激務高給だから平均年収が高いけど、それに比べたらウチの会社はあっこほどしんどくないからマシかな・・・

 

という隣の芝生は青い理論で自分を慰めていた人も多いと思いますが、働き方改革によってその理論は通用しなくなっていると言えます。

 

つまり、大手企業はテレワークの導入や残業時間削減などでどんどんホワイト化して年収に対するコスパが良くなっているのに、そうじゃない企業はテレワークなども導入されずにしんどいままということです。

 

これは、テレワーク導入率が大手企業が最も高く、年収が低くなればなるほど導入されていないことと相関関係にあると言えます。

 

早いうちに、ホワイト化していけそうな企業に転職しておかないと、働く時間あたりのコスパの格差はどんどん開いていく一方なのです。

 

これは、大学職員にも当てはまり、テレワークは大学という情弱組織では導入されていませんが、労働時間はどんどん短くなるのに、年功序列で誰でも年収1,000万円の到達するコスパの良さは健在です。

 

>>大学職員のテレワーク・在宅勤務が情弱と老害のせいで進まない理由

 

・過去3年間の新卒採用者数・離職者数
[2020年度]新卒採用者数:3人、離職者数0人、定着率:100.0%
[2019年度]新卒採用者数:3人、離職者数0人、定着率:100.0%
[2018年度]新卒採用者数:5人、離職者数0人、定着率:100.0%

 

上記は神戸学院大学の公開情報ですが、離職率は0%で早期離職者がいません。

 

その他、もっと採用数が多い大学でも早期離職率は圧倒的に民間企業より低いので、大学職員になったら辞めない(というか仕事が楽すぎて辞める必要が無い)のは間違いありません。

 

考えて見て下さい、、、テレワークは基本有りませんが、年功序列で誰でも年収1,000万円、夏休みと冬休みで合計1ヶ月以上、休みも当日に有給休暇しても問題ない仕事なら辞めるでしょうか?

 

それに加えて安定したビジネスモデルなので、コロナ禍でもボーナスは上がり続けています(年功序列なのでコロナやリーマンショック関係なく上がる)。

 

>>コロナでも冬のボーナスが増えた大学職員【平均支給額283万円】

 

定年45歳制なども急に話が出てきて雇用に不安を覚える世の中ですが、大学職員として働いてしまえばそのような不安を考えることがなくなったので精神的なメリットは大きいです。(→いま募集している非公開求人をリクルートで見てみる

 

暇な大学職員がぬるま湯なのに仕事しんどいと思ったキッカケ

 

年功序列で年収1,000万円、休みたいときは毎週末年休をくっつけて3連休というような暇な大学職員(@univadm)をしていますが、年々仕事はしんどいと思ってきています

 

転職した当初って、毎月100時間以上残業の社畜系企業から大学職員になったのですが、『なにこの大学職員の仕事、超ラクw』って思っていました。

 

ただ、そのラクな仕事が続くと、自分自身の限界値がそのラクな仕事基準に慣れてしまうので、正直最近は転職したてのような大学職員の仕事への感動は薄れてきました

 

楽な仕事が当たり前になっていますし、担当したら数年は変わらない業務内容なので、年々楽になってきます。

 

つい先日、担当業務で使っている申請書のデータを見てみたら、Excelで最初作られたのはいまから16年前でした。

 

16年間、なにも変わらない業務。

 

そのなかで、そんな簡単な仕事でも、他部署から来たら課長は消極的権限争いで押し付け合いになりますし、バイトでもできるような内容を課長が慎重に課内で誰かに担当させようと恐る恐るなのにも飽きました。

 

『大学職員ってこんなコスパいい仕事だし、コロナでもボーナス満額でるから最高だよね』って言いながら、じゃあそれ私が担当しますねというような雰囲気は大学にはありません。

 

むしろ、ちょっとでも仕事が増えるとその相手を攻撃したくなるような人間も多いので、仕事のことへのモチベーションなんかこの数年ゼロだと言えます。

 

ただ、そんなモチベーションゼロの状態でも、一流企業並みの年収も貰えて、それに出世競争やノルマも無いので、辞めようとは思いません。

 

>>大学職員はやめとけ|誰でも年収1,000万円なのに辞める理由は?

 

辞めてもいまより待遇悪化するのは100%確実なので、それであれば最低限だけ適当にこなして、自分のプライベートを充実させるという方向を選べるのも大学職員の特徴です。

 

民間企業勤務からすると考えられてない様相ですが、大学職員の仕事の実態は実はこんな感じです。

 

ただ、仕事へのモチベーションなんか無くても誰でも年収1,000万円貰えますし、民間企業よりは1,000倍ぐらい楽なので、適当にのんびり過ごしたいのであれば大学職員は本当におすすめできます。

 

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大学職員の残業時間が日本で1番少ないと言えるランキング

 

転職エージェントのdodaが15,000人を調べた2021年版の残業時間ランキングを公開していました。

 

■ザックリまとめ

  1. 15,000人の職種の中で最も残業時間が少ない職種、1位は「営業事務アシスタント」
  2. コロナ禍で残業時間が少ない職種TOP20に「事務/アシスタント」系が多くランクイン
  3. コロナでも在宅勤務できない、「教育・スクール系」が残業時間最多

 

となっているのですが、ここに大学職員の残業時間を当てはめるとどうなるのでしょうか?

 

私、暇な大学職員(@univadm)の2020年の勤務実態は、

  • 残業時間は4時間/月
  • 有給は25日全消化

となっていたので、dodaさんの残業時間ランキングに、私自身の状況を追記してみました。

 

【残業時間ランキング】大学職員が圧倒的に残業少ないし年収も高いことが分かった

 

dodaさんの残業時間ランキングに、暇な大学職員(@univadm)を飛び入り参加させてみました。

 

結果としては、普通に残業少なかったですという当たり前の結末に。

 

ついでに、平均年収や生涯賃金もdodaさんの平均年収ランキング2017から引用し、1つの表にまとめた次第です。

 

どうですか?大学職員に転職するのって悪くないと思いません?

 

順位 職種名 平均年収 生涯賃金 残業時間/月 求人
1位 暇な大学職員 734万円 3億6750万円 4時間 求人を見る
2位 経理事務・財務アシスタント 329万円※1 1億3839万円 11.1時間 求人を見る
3位 秘書/受付 337万円 1億3947万円 11.6時間 求人を見る
4位 医療事務 289万円 1億2497万円 12.1時間 求人を見る
5位 一般事務・アシスタント 328万円 1億3791万円 12.2時間 求人を見る
5位 通訳・翻訳 344万円 1億3879万円 12.2時間 求人を見る
7位 薬事 533万円 2億2358万円 12.7時間 求人を見る
8位 総務アシスタント 329万円※1 1億3839万円 12.8時間 求人を見る
9位 貿易事務 366万円 1億3879万円 12.8時間 求人を見る
9位 臨床開発関連 537万円 2億5017万円 13.8時間 求人を見る

■doda社「15,000人の残業時間ランキング」・「平均年収ランキング2017」を基に作成

※1:アシスタント業務職の平均年収として計算

 

ちなみに、暇な大学職員(@univadm)が個人で第1位を獲得してますが、完全なる個人要因だけとも言い切れません。

 

勤務先の大学の平均残業時間(11.9時間/月)を当てはめた場合でも、第3位を獲得し、残業が少ない仕事であることに変わりはないようです。

 

また、大学職員の生涯賃金は本学の基準で甘めに採点(退職金を除く)してますので、55歳で年収1,388万円に到達する東京の某大学さんならもっと高いことになります。

 

関連記事>>>55歳なら年収1000万円超えの大学は71%!

 

私が大学職員に転職したのは、「暇で年収が高い」という完全なるネット情報からだったのですが、あながち間違ってなさそうですね。

 

大学職員という仕事って、コスパ最高じゃないかと改めて確信してます。

 

残業時間が多い職種1~10位

ちなみに、残業が多い職種ランキングも公開されていました。

 

平均年収はdodaさんの年収ランキングから引用しています。

 

順位 職種名 平均年収 残業時間/月
1位 ゲーム(制作・開発) 381万円 45.3時間
2位 インターネット/広告/メディア 424万円 42.4時間
3位 建築施工管理 448万円 41.5時間
4位 ビジネスコンサルタント 722万円 40.5時間
4位 設備施工管理 437万円 39.4時間
6位 調理/ホールスタッフ 300万円 38.0時間
7位 人材サービス 403万円 37.0時間
8位 構造設計 339万円 36.8時間
8位 機械・金型・光学設計 554万円 36.4時間
10位 ファッション(アパレル等) 326万円 36.3時間

■doda社「15,000人の残業時間ランキング」を基に作成

 

日本の民間企業の特徴なのかもしれませんが、残業時間と年収の高さは比例していません。

 

それぞれのお仕事をされる方は頑張って取り組まれているのに、給与という面で報われている訳では無いというのがわかります。

 

そうなったとき、そのまま今の仕事を続けるのか、転職するのか。

 

私自身、前職では毎月100時間ちかく残業してました。

 

だから、転職する道を選んだんです。

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暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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