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女子大生が大学職員に就職して気づいた、メリット・デメリット

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こんにちは。暇な大学職員(@univadm)です。

 

今回は、現役の大学職員の方より、大学職員の志望動機やお仕事内容について寄稿していただきました。

 

新卒で大学職員となり、その後、別の大学へ転職された女性の大学職員さんです。

 

今回は、大学職員を志望した理由や大学職員という仕事についてお話いただきます。

転職組の大学職員だと、転職して最高!という書き込みメインになってしまうので、たまには違う視点から、大学職員という仕事について知っていただけると幸いです。

 

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ちなみ、今回の記事は、大学職員に中途採用で転職したいひとにもお役立ちできます。

また、大学職員への中途採用の求人を探す方法は、別の記事でまとめました。

 

募集2名に1791名が応募した神戸女学院大学の事例もあります為、最近は中途採用の倍率がインフレ気味。

転職エージェントへの非公開求人で大学職員への中途採用者を見つける流れも増加中なので、ご注意ください。

 

あなたが知らないところで求人を見逃さないよう、非公開求人を常に把握しておくことが大切です。

 

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現役大学職員が実践した、大学職員の求人の探し方をまとめました。

大学職員へ転職できるチャンスは年2回!毎年6月・12月は絶対に逃さないで。

 

平凡な女子大生が、持ち駒ゼロから大学職員に内定するまで

 

新卒で大学職員になったキッカケは、とっても簡単なことでした。

 

リーマンショックの余波の残る大学生時代。

のんびりと就職活動をしていたこともあり、気づいたら持ち駒ゼロという恐ろしい事態になっていました。

 

そんなとき、就活解禁のころに登録したっきりだった就活サイトを覗いていると…

なんと、在学している大学の新卒募集がやってるではありませんか。

 

「へ~うちの大学って新卒採用なんてしてるんだ~」くらいの気持ちでスルーしかけましたが、「いやでも、もし教務課とかの窓口に私がいたらサークルの後輩がウケてくれるかもしれないな~」と思い直し、エントリーボタンを押してみたわけです。

 

そして、さっそくエントリー。

こうやって、私が新卒で大学職員を目指すことになったのです。

もちろん、大学職員は超人気なので、他の大学にもエントリーしていきました。

 

  • 学生生活をサポートしてくれた大学に恩返しをしたい
  • 学生さんが成長する大切な4年間をより良いものにするお手伝いをしたい

 

就職活動の面接時によく話していたことで、これはもちろん本心です。

ただ、大学職員を目指すきっかけとなった本当の事実はもっとごく簡単で単純なものでした。

 

 

大学職員のエントリーシートは超難問!内定するためにトライしたこと。

 

大学職員の受験で、最も苦労したのはエントリーシートでした。

 

更に、大学職員の求人に応募し始めたものの、依然として第一志望は別の業界。

そんな状態だったこともあり、いまいちエントリーシートづくりにも身が入りません。

 

ちなみに、大学職員のエントリーシートは各大学でオリジナルフォームが用意されていることが多いです。

就活サイトでエントリーすれば、とりあえず筆記試験に進めるというわけでもありません。

 

と言うのも、大学職員という仕事が人気過ぎて、書類でガッツリ落とさないと人事部の人が選考しきれないから。

実際、他大学の中途採用では、募集2名に1700名が応募した事例もあるそうです。

 

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大学職員の高倍率を勝ち抜くには。

倍率300倍以上の選考試験の切り抜け方。

 

また、大学職員のエントリーシートはあえて面倒くさくしてます。

手書きで無駄に長文を書かせるのも、本気層以外のエントリーを防ぐためなんです。

 

また、大学職員のエントリーシートを作り出したうちは、大学ごとの特色や建学の精神・教育理念・沿革などを各大学のホームページで調べて、それらしい言葉で飾ってエントリーシートを書いたりしていました。

 

ですが、それを繰り返すうちに、もともと自分の目指していた業界で自分が叶えたいと思っていたことは、大学職員になっても叶えられるのではないかという気持ちがわいてきたわけです。

 

もともと大学関係の業界研究なども満足にできていない状況でしたが、当初目指していた他の業界と比較することで、大学の社会貢献性の高さや高等教育の果たすべき役割などに考えが至るようになりました。

つまり、長文のエントリーシートを複数こなすことによって、自己分析が進んできたのだと思います。

 

応募する先の大学に焦点を当てることも当然重要なことですが、大学業界全体を取り巻く環境の変化や、社会的な役割にも注目するよう心掛けていました。

余談ですが、採用時の筆記試験は各大学特色を出してくる傾向がありますので、試験前はその大学のことを一生懸命覚えましょう

 

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そんなこんなで、結局、複数の大学から内定を頂くことができました。

 

最後はやはり、思い入れがあるということで母校の大学職員になることに。

 

そこでは思わぬ誤算がありましたが…

新卒直後に配属されたのは、自分が4年間学んだのとは全く別のキャンパスでした。

 

教務課の窓口に立って後輩たちを驚かせるという目論見が完全に外れてしまい、一世一代をかけたネタが世に出ることはなくなってしまったのです。

 

というのはどうでもいいことなのですが、母校とは言えなじみのないキャンパスで働くのは全く知らない土地で働くことと変わりありませんでした。

油断は禁物です。

 

そこで配属となったのは、大学入試に関わることや高校生に向けた広報を中心とする入試広報系の部署。

就職してみるまで、大学職員といえば何となく窓口の人たちしか想像がつきませんでしたが、普通の会社と同じように経理や総務もあり、施設の管理や広報、学校業界特有の入試に関する部署まで幅広いことに気が付いたわけです。

 

このほかに、大学によっては付属病院や付属美術館などの施設での勤務もありえます。

 

ちなみに、私の母校で入試に従事する者は別名「季節労働者」とよばれており、これは入試が本格化する時期が来ると急激に忙しくなることに由来しています。

ですが実際は入試方式の多様化や大学院入試、オープンキャンパスの活性化などで元来の入試シーズン以外も結構忙しい部署でした。

 

これにもよく表れていますが、大学職員は意外と忙しいとも言えます。のんびりできると思って勤め始めると、きっとがっかりすることになるでしょう。

 

Twitterのこの言葉は真理だなーって思います。

 

 

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新卒で大学職員に就職することのメリット・デメリット

 

お気楽に大学職員としてのキャリアをスタートさせた私でしたが、新卒で大学に勤めるということには良いことも悪いこともあると気が付きます。

まず良い点としては、在学生や将来の受験生となる高校生たちとの年齢が近く、業務上も相手の気持ちになって考えられること。

これは当たり前のようでいて、なかなか簡単なことではありません。

 

また、在学生や高校生から見ても年齢が近い人には相談しやすいようで、頼りにされると非常にやりがいを感じました。

一方で悪い点は、コスト意識が持ちにくいこと。

大学という組織の性質にもよると思いますが、大学というものは概して利潤追求と距離を置く傾向にあります。

 

とはいえ大学も法人組織のひとつであり組織を運営する上では資金を獲得し、経費を削減していくことが求められるわけですが、いわゆる企業・事業所を経験していない新卒が大学という環境でコスト意識を持つには努力と自己改善が必要だと感じました。

 

そのうえコスト意識の無い周囲の人を説得しなくてはならないことも…。

少子化が加速する中で、大学は受験者数が減少し、場合によっては入学定員割れを起こす危機に面しています。

 

そんな中でいかに大学の運営資金を獲得し、無駄を減らして行くかという課題に向き合うためにも、コスト意識は非常に重要だと考えます。

 

大学職員を志望する新卒・中途採用の方へのメッセージ

 

これまで自分の経験からいろいろと書き連ねてきましたが、大学職員をしていて日々、必要だと感じる能力があります。

 

それは情報を集める力、上手にアンテナを張る能力です。

 

大学で勤めていると、あまり業務で外出することのない部署も多くあります。

そうなるとつい社会の動きに鈍感になりがちです。

 

大学というと教育についてだけ考えていればいいようにも思われがちですが、実際は経済界の動きや政治のながれ、諸外国の情勢などにも影響を受ける存在でもあります。

 

外の世界の情報を得られない人は、自分や自分の勤める大学が置かれている状況をかえりみる事が出来ずに取り残されていってしまうように思います。

 

逆に、いろんな情報を得られる人は新しい取り組みをどんどん提案できたり、裏付けデータを持って説得力のある提案ができます。

学生時代の今から、自分の好きなことや得意なことを中心としてでもよいので、いろんな方面にアンテナを張り巡らせておくと、きっと大学職員になってからも役に立つと思います。

今回私が書いてきたことが、すこしでも大学職員を目指す方の励みになったり、大学業界に興味のなかった方も大学職員を目指すきっかけになればいいなと思っています。

 

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元大学職員の方からの寄稿はこちら。

元大学職員が語る|大学職員に転職できた理由と辞めた理由

 

ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

暇な大学職員

ゆとり世代です。大手企業の社畜から大学職員への転職組。TOEICは300点前半。ごく普通の社畜リーマンやってました。現役大学職員の年収や働き方を晒しています。大学職員へ、民間企業からの転職組が増えますように。

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